『沖縄県性の多様性尊重宣言』にパブリックコメントを出しませんか
2/26(金)まで、沖縄県の『沖縄県性の多様性尊重宣言』に対するパブリックコメントが募集されています。沖縄ではこれまでに那覇市が「レインボーなは宣言」、浦添市が「レインボー都市うらそえ宣言」を行ってきましたが、沖縄”県”としての宣言や条例などはありませんでした。ぜひあなたも意見を届けませんか。
■沖縄県HP
沖縄県性の多様性尊重宣言に関する意見募集について
https://www.pref.okinawa.jp/site/iken/r2/seinotayousei.html
※パブリックコメントって何?という方は下の記事もご覧ください。
【参考】宜野湾市にパブリックコメントを出しました(2020年10月21日)
誰が出せるの?
今回の意見募集は沖縄県民が対象となっており、沖縄に住んでいる人のみが意見を出せます。
どうやって出すの?
メールまたは郵送で受け付けています。以下の3点をメールで書いて送れば大丈夫です。
1 メールの件名を「宣言文案に対する意見」にします
2 住所、氏名、連絡先(メールアドレスまたは電話番号)
3 意見(言いたいことをなんでも!)
下のサイトにある「意見提出要旨」をダウンロード・編集してメールで送っても提出できます。
https://www.pref.okinawa.jp/site/iken/r2/seinotayousei.html
さあ、どう書こう?
1 氏名、住所について
名前や住所を書くことが心配…という方もいらっしゃるかも知れませんが、自治体には守秘義務があるので、こちらに書いても公表されることはありません(後日HPに掲載される可能性があるのは意見だけです)。
とはいえ、住所と名前を書いて自分の意見を言うのって、ものすごく緊張しますよね…。「匿名でもひとつの意見として出したい!」と思ったりしますが、基本的に匿名だと受け付けてくれない自治体がほとんどですので、ご注意ください。
2 意見の書き方について
今回は「該当箇所」(意見をどこに寄せるか)と、「意見内容」のそれぞれを書く必要があります。
・該当箇所は「○行目、○○○」といった書き方でOKです
・意見内容はあなたが感じたことや、こうしてほしいと思うことを書いてください
(参考)てぃーだあみの意見
今回、てぃーだあみから提出する意見は大まかに3つです。
■該当箇所① 6行目「人がどのような性を生きるか、どのような性を愛し、愛さないかなど」
意見内容:「性的指向」などの専門用語がなく、より広い意味でみんなが考えられるから良い。
■該当箇所② 7行目「人権として尊重されるものです」
意見内容:「人権」とちゃんと位置づけるのはとても大切だから良い。
■該当箇所③ 18行目「私たち沖縄県民は」
意見内容:主語に「沖縄県」も加えてほしい。県民まかせにしないで、県としても取り組むべき。
ぜひ声を寄せましょう
パブリックコメントでは、賛成意見も反対意見も送ることができます。「この内容のままでいい、特に言うことはない」と思ったときも、「この内容のままでいい」というメッセージを送ることで、宣言の内容が大幅に変わったり、出るはずの宣言が途中でストップしたりすることを防ぐ効果があります。
沖縄県のパブリックコメント募集は、2月26日(金)までです。
■沖縄県性の多様性尊重宣言に関する意見募集について